はじめまして。 株式会社Multiface 代表取締役の五反田です。 私は27歳で不動産投資をスタートし、現在31歳。 これまでにアパート6棟(40部屋)と 区分マンション1部屋を購入し、資産約2億円 ・家賃年収(税引前)1500万円の規模で不動産賃貸経営を行っています。 不動産投資を始めたきっかけは、 「将来の資産形成」 「年収1000万円程度の安定収入を得られればいい」 という思いからでした。 特に、労働収入だけに頼らず、 資産を活かして安定的な収益を 得る仕組みを作りたいと考えたことが、 不動産賃貸経営を始める決断につながりました。 現在、私の事業は不動産の売買仲介や 管理業務ではなく、純粋な賃貸経営のみを行っています。 そのため、投資家として 「長期的に安定した賃貸経営を実現する方法」を 常に追求しながら運営しています。 このブログでは、 ・ 私自身の不動産投資の経験談 ・ 物件購入の際に意識しているポイント ・賃貸経営のリアル(成功・失敗の実体験) ・資産形成の考え方 などを発信しこれから不動産投資を始める方や、 すでに取り組んでいる方に少し役立つ情報をお届けします。 あとは自身のアウトプットのためです。 不動産賃貸経営を通じて、 経済的自由を手にするためのヒントを このブログで共有していきますので、ぜひご覧ください! よろしくお願いします。
株式会社Multiface代表の五反田です。
今回は、
「不動産投資の難易度が一段上がった2026年、
それでも始める人と始めない人の差」
についてお話しします。
日銀は2026年9月17〜18日の金融政策決定会合で、
政策金利を1.0%程度から1.25%程度へ
引き上げる方針を固めたと報じられています。
2025年12月の利上げから3カ月ペースでの
追加利上げとなり、この水準は
1995年以来31年ぶりの高さです。
一方で首都圏の新築マンション平均価格は、
2025年通年で9,182万円と、前年比17.2%も上昇しました。
建築資材の円安による輸入価格上昇、
建築業界の人手不足による人件費高騰も重なり、
物件価格の高止まりは当面続くと見られています。
金利は上がる、物件は高い、修繕費もかさむ。
この「三重苦」の中で、不動産投資は
間違いなく数年前より難しくなりました。
ですが、だからこそ今始める人と
始めない人の間に、はっきりとした
差が生まれる局面でもあります。
ポイント1:
金利上昇・物件高騰・修繕費増という
三重苦の中で「構造的に勝ちにくくなった」という現実
まず率直にお伝えすべきは、
市場環境そのものが厳しくなっているという事実です。
理由は明快で、投資の収益構造を支える
三つの要素がすべて逆風になっているからです。
金利上昇はローン返済額を押し上げ、
キャッシュフローを圧迫します。
物件価格の高騰は表面利回りを低下させます。
そして建築費や人件費の高騰は、
修繕・リフォームコストの増加という形で、
保有中のランニングコストにも影響します。
例えば、同じ利回り5%の物件でも、
金利1.0%と1.25%では返済額が変わり、
手残りキャッシュフローに差が出ます。
数字だけを見て「まだいける」と判断すると、
数年後に想定外の負担を抱えることになりかねません。
だからこそ今は、表面的な利回りだけでなく、
金利変動シナリオや修繕計画まで織り込んだ
シミュレーションを事前に行うことが欠かせません。
楽観的な前提だけで判断する時代は終わったと考えるべきです。
ポイント2:
難しい市場だからこそ「退場する投資家の物件が市場に出る」
という逆説的な参入チャンス
厳しい市場環境には、
もう一つの側面があります。
理由は、環境が厳しくなるほど、
準備不足のまま参入した投資家や、
金利上昇に耐えられなくなった投資家が
市場から退場せざるを得なくなるからです。
退場する投資家の物件は、
相場より条件の良い形で市場に出てくることがあります。
例えば、変動金利で借り入れて余裕のない
キャッシュフローで運用していたオーナーが、
返済負担の増加をきっかけに売却を
検討するケースは今後増えていくと見られます。
こうした物件は、売り急ぎの事情がある分、
価格交渉の余地が生まれやすいのも事実です。
したがって、市場が厳しい時期こそ、
資金力と目利き力を備えた投資家にとっては
選別しながら仕込める好機になり得ます。
市況が良い時ほど競争が激しく、
悪い時ほど冷静な投資家にチャンスが
巡ってくるという逆説を、
頭に入れておく価値があります。
ポイント3:
難易度が上がった今だからこそ
「知識と準備がある人だけが勝てる」という本質的な理由
最後にお伝えしたいのは、
この局面が投資家をふるいにかける
「本質的なテスト」になっているという点です。
理由は、金利や物価が緩やかで市場全体が
右肩上がりだった時期は、多少の判断ミスが
あっても価格上昇でカバーされていましたが、
今はそうした追い風がなくなり、
知識・準備の差がそのまま収益の
差に直結するようになったからです。
例えば、融資シミュレーションの精度、
物件の目利き、出口戦略の設計、
修繕計画の立案といった基本を丁寧に
積み上げている投資家は、金利上昇局面でも
安定した運用を続けられます。
逆に、勢いだけで物件を購入した投資家は、
環境の変化に耐えられず退場を迫られます。
つまり、難易度が上がった今の市場は、
知識と準備を積んだ人にとってはむしろ
実力が正当に評価される市場だと言えます。
焦って参入するのではなく、
まずは学び、シミュレーションを重ね、
備えを固めてから動くことが、これからの時代の勝ち筋になります。
まとめです。
金利上昇・物件高騰・修繕費増という三重苦により、
不動産投資の難易度は確実に一段上がりました。
しかしその裏側では、退場する投資家の
物件が市場に出るというチャンスも生まれています。
この局面で問われているのは、
知識と準備をどれだけ積み上げてきたかです。
厳しい環境だからこそ、今できる準備を
一つずつ丁寧に進めていきましょう。
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ウォンデットリー
株式会社Multiface代表の五反田です。
今回は「資産管理法人」の
作り方と活用方法についてお話しします。
不動産投資が拡大してくると、
必ず出てくるのが
「そろそろ法人を作った方がいいのか」という悩みです。
法人化にはコストもかかりますが、
税金と融資の両面で個人にはないメリットを
引き出せる可能性があります。
今回は、資産管理法人の設立から
活用までを整理してお伝えします。
ポイント1:
設立コストと維持コストを正しく把握する
資産管理法人を株式会社形態で作る場合、
法定費用だけでおおよそ20万円前後、
司法書士に依頼すると合計25万〜30万円程度かかります。
登録免許税は「資本金の0.7%」か「15万円」の高い方となり、
資本金1000万円未満であれば通常15万円です。
これに加えて、公証役場での定款認証手数料が
資本金額に応じて3万〜5万円かかります。
紙の定款であれば収入印紙代4万円も必要ですが、
電子定款を使えばこの4万円は不要になります。
例えば資本金300万円で電子定款を選べば、
登録免許税15万円と定款認証5万円で
法定費用は20万円程度に収まります。
設立時は電子定款で印紙代を節約し、
資本金は登録免許税の下限(目安として1000万円未満)に
収める設計が基本です。
ただし資本金額は融資審査や税務上の
判定にも影響するため、コスト削減だけを
目的に決めないことが大切です。
なお設立後も、赤字であっても発生する
法人住民税の均等割(最低でも年間7万円程度)など、
維持費がかかり続ける点は忘れてはいけません。
ポイント2:
法人保有で広がる「経費の幅」を活かす
個人で物件を保有するより、
法人で保有した方が使える経費の
選択肢が広がり、結果として手元に
残せるお金が増えやすくなります。
個人の不動産所得は給与所得などと合算され、
所得が大きくなるほど税率も上がる
累進課税の仕組みです。
一方で法人税率は、所得の規模に
よって大きく変わらず一定の水準に収まります。
さらに法人であれば、
自分自身への役員報酬の設定、
将来の退職金としての損金算入、
生命保険料の一部損金算入など、個人には
使えない経費計上の選択肢が広がります。
家賃収入から必要経費を引いた
利益が一定規模を超えてくると、
個人の所得税・住民税の負担が法人税を
上回るケースが増え、法人化の
節税メリットが実感しやすくなります。
役員報酬は「経費にできる金額」と
「社会保険料の負担増」のバランスを
見ながら設定し、
退職金についても将来の
出口(法人の清算や事業承継)まで見据えて
積立方針を決めておくことをおすすめします。
ポイント3:
融資審査で評価される条件を理解する
資産管理法人は、
法人の決算内容と代表者個人の
信用力の両方で審査され、実績を積み重ねるほど
個人より有利な条件を引き出しやすくなります。
金融機関は法人の決算書、
特に自己資本比率やキャッシュフローの
安定性を重視しますが、
設立して間もない法人は決算実績が
乏しいため、代表者個人の年収や資産背景、
連帯保証で補完的に判断されるのが実情です。
決算を重ねて自己資本が厚くなり、
複数物件からのキャッシュフローが
安定してくると、法人単体の信用力を
軸に追加融資を引き出しやすくなります。
例えば1棟目は代表者個人の
属性に依存した融資であっても、
2〜3期の黒字決算と返済実績を積むことで、
2棟目以降は法人の決算内容を
主軸とした審査に移行しやすくなるケースが多く見られます。
法人化の初期段階から、
金融機関に見せる決算書を意識した
会計処理(適正な減価償却、無駄な役員貸付の回避など)を行い、
代表者個人と法人の
資産・負債を明確に切り分けておくことが重要です。
まとめです。
資産管理法人は、設立コストと
維持コストがかかる一方で、節税の選択肢を広げ、
実績次第では融資面でも有利に働く仕組みです。
「今すぐ法人化すべきか」は、
物件規模や将来の拡大計画によって変わります。
まずはご自身の収支状況を整理したうえで、
税理士とも相談しながら、法人化の
タイミングを見極めていきましょう。
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ウォンデットリー
今回は、
「不動産投資の成功者に共通するマインドセット」
についてお話しします。
これまで多くの投資家の方とお会いしてきましたが、
物件の目利き力や資金力以前に、
「考え方」そのものに共通点があると感じています。
今日はその中でも特に重要な3つの要素、
「数字」「謙虚さ」「長期思考」についてお伝えします。
ポイント1:
感覚ではなく「毎月数字で経営する」
習慣が異変の早期発見と意思決定の質を上げる理由
成功している投資家に共通するのは、
物件を「感覚」ではなく「数字」で管理していることです。
なぜなら、空室率や修繕費の増加、
家賃下落といった異変は、
日々の感覚では気づきにくく、
数字として記録して初めて見えてくるからです。
例えば、毎月のキャッシュフローを
エクセルや会計ソフトで記録している投資家は、
家賃収入が前月より数千円下がっただけでも
すぐに原因を調べ始めます。
一方で「なんとなく順調」という感覚だけで
運営している人は、
半年後に空室が続いていることに
初めて気づく、というケースも珍しくありません。
実践のポイントとしては、
毎月決まった日に「収入・支出・空室状況」を
3行でいいので記録する習慣をつくることです。
数字は嘘をつきません。
小さな異変を早期に発見できれば、
それだけ打てる対策の選択肢も増えます。
ポイント2:
「自分は絶対に失敗しない」という過信ではなく
「失敗を想定して設計する」謙虚さの重要性
もう一つの共通点は、
「自分は失敗しない」と思っていないことです。
むしろ成功している投資家ほど、
「うまくいかない可能性」を前提に
物件選びや資金計画を組み立てています。
なぜかというと、不動産投資は
金利変動、災害、入居者トラブル、
修繕費の想定外の発生など、
コントロールできない要素が多い投資だからです。
例えば、ある投資家は物件購入時に、
「もし1年間満室にならなかったら」
というシナリオでも返済が続けられるかを
必ずシミュレーションしてから決断しています。
逆に「絶対に埋まる」という過信で
ギリギリの資金計画を組んでしまうと、
一度のつまずきで返済が苦しくなり、
売却を迫られるケースにつながりかねません。
実践のポイントは、
購入前に「最悪のシナリオ」を
一度書き出してみることです。
謙虚さとは弱気になることではなく、
リスクを直視して備える強さのことです。
ポイント3:
短期の利益より「再現性のある長期戦略」を
優先する人が10年後に圧倒的な差をつける理由
最後の共通点は、
「短期の利益」よりも「再現性」を重視していることです。
一時的に高い利回りが出せても、
その手法が5年後、10年後も通用するとは限りません。
成功している投資家は、
一時的な儲けよりも「同じやり方を繰り返せるか」を
常に基準に置いて判断しています。
例えば、相場より少し安く物件を仕入れて
すぐ転売するようなスタイルは、
うまくいけば短期で利益を出せますが、
市場環境が変わると再現性が失われやすい手法です。
一方で、堅実な物件選定と長期保有を軸にした
戦略を継続している投資家は、
多少の市場変動があっても
安定したキャッシュフローを積み上げ続けています。
実践のポイントとしては、
物件を検討する際に「この判断は10年後も通用するか」
と自問する習慣を持つことです。
その積み重ねが、10年後の大きな差につながります。
まとめです。
不動産投資で成功する人に共通するのは、
特別な才能や運ではなく、
「数字で管理する」「謙虚に備える」「長期で考える」
という地道な姿勢です。
今日からできることとして、
まずは毎月のキャッシュフローを数字で記録すること、
そして次の物件検討時には
「最悪のシナリオ」を一度想定してみることから
始めてみてはいかがでしょうか。
小さな習慣の積み重ねが、
着実な資産形成につながります。
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ウォンデットリー
株式会社Multiface代表の五反田です。
今回は「公務員の不動産投資」という
テーマで、許可の取り方と規模の上限、
そして注意すべき規則についてお話しします。
公務員のお客様からは
「不動産投資に興味はあるが
副業禁止規定に触れないか不安」という
ご相談をよくいただきます。
実は公務員は金融機関からの
信用力が高く、不動産投資に
向いている属性でもあります。
ルールを正しく理解すれば、
安心して資産形成に取り組めます。
ポイント1:
国家公務員法・地方公務員法の
「営利企業従事制限」と不動産投資の関係
国家公務員法第103条では、
職員が営利企業の役員等を兼ねること、
または自ら営利企業を営むことを
原則として禁止しています。
地方公務員についても、
地方公務員法第38条で同様に、
任命権者の許可なく自ら営利企業を
営むことを禁止しています。
これは、公務員が全体の奉仕者として
公正に職務を遂行する立場にあることと、
営利追求という立場が本質的に相容れないためです。
例えば、区役所職員がアパートを複数棟所有し、
自ら入居者募集や家賃回収を行っていた場合、
その規模や関与の度合いによっては
「自ら営利企業を営む」に該当すると判断される可能性があります。
実践ポイントとしては、
不動産投資そのものが一律に
禁止されているわけではなく、
「事業的規模」に達するかどうかが分かれ目になる、
という点をまず押さえてください。
ポイント2:
許可申請と「5棟10室基準」の考え方
不動産投資が事業的規模と
みなされるかどうかの実務上の目安が、
いわゆる「5棟10室基準」です。
独立した戸建てなら5棟未満(4棟以下)、
区分マンションやアパートの部屋数なら
10室未満(9室以下)、かつ年間家賃収入500万円未満であれば、
資産運用の範囲として許可なく行える場合が多いとされています。
この基準は、国税庁の所得税基本通達
26-9が定める「事業的規模」の判定基準を、
人事院規則14-8の運用(兼業の許可について)が
援用する形で成り立っています。
例えば、木造アパート1棟8室と
戸建て1戸を所有し、年間家賃収入が
400万円程度であれば、目安の範囲内と
考えられます。
一方、一棟マンションを複数棟
買い増して10室を超えるとこの基準を超過します。
実践ポイントは、管理業務を自ら
行わず管理会社へ委託することです。
日常的な入居者対応や修繕手配に
自ら関与すると、規模が小さくても
「自営」性が高いと判断されるリスクが上がります。
基準を超えて規模を拡大したい場合は、
任命権者(所轄庁の長)へ「自営兼業承認申請書」等の
必要書類を添えて事前に許可申請を行う必要があります。
ポイント3:
許可なしで始めた場合のリスクと正しい手続き
最も注意すべきは、基準を超えているにも
かかわらず許可を得ずに投資規模を拡大してしまうことです。
これは国家公務員法・地方公務員法違反となり、
懲戒処分(戒告・減給・停職、場合によっては免職)の
対象になり得ます。
理由は、事後的に規模超過が発覚した場合、
意図の有無にかかわらず手続き違反として扱われるためです。
相続で急に複数物件を取得した、
というケースでも同様に許可が必要になります。
例えば、当初は4棟9室で始めたものの、
追加で1棟購入して5棟目に到達した時点で
基準を超えます。
このタイミングで速やかに任命権者へ相談し、
許可申請を行わなかったことで問題化
したケースが実際に報告されています。
実践ポイントとしては、
規模が基準に近づいた時点で早めに
人事担当部署へ相談することです。
地方公務員は自治体ごとに運用基準が異なるため、
国家公務員向けの目安をそのまま当てはめず、
必ず所属先の人事担当に確認してください。
まとめです。
公務員の不動産投資は、
5棟10室・年間家賃収入500万円未満・管理業務の
外部委託という3条件を守れば、許可なく
始めることができます。
基準を超える見込みがある場合は、
規模が確定してから慌てるのではなく、
購入計画の段階で早めに人事担当部署へ相談し、
正式な許可申請を行うことが
安心した資産形成の第一歩です。
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株式会社Multiface代表の五反田です。
今回は、
「不動産投資の数字を毎月管理するシート」の
作り方と活用法についてお話しします。
物件は購入して終わりではなく、
運営してからが本番です。
しかし日々の忙しさの中で、
「今月の手残りはいくらか」
「空室は増えていないか」を
正確に把握できていないオーナーは
少なくありません。
感覚だけに頼った経営は、
問題の発見が遅れる原因になります。
今回は月次管理シートの作り方と
活用法を、3つのポイントに分けて解説します。
ポイント1:
入居率・家賃単価・手残りキャッシュフロー・
修繕費率を月次で記録する
管理シートには「入居率」「家賃単価」
「手残りキャッシュフロー」「修繕費率」の
4項目を必ず入れましょう。
理由は、この4つを揃えることで
収益性と健全性を同時に判断できるからです。
入居率だけを見ていると、
家賃を下げて空室を埋めた結果、
収益が悪化していることに気づけません。
例えば入居率95%でも大幅な
家賃値下げをしていれば、実質の手残りは減っています。
逆に入居率90%でも家賃単価を
維持できていれば、経営としては健全な場合もあります。
「物件名」と「月」を軸に4項目を
横並びで入力する形式にすると、
後から比較しやすくなります。
ポイント2:
Excelで作る「物件別・全体合計・前月比」の
ダッシュボード
「物件別シート」
「全体合計シート」
「前月比シート」
の3枚構成にすると管理しやすくなります。
理由は、物件数が増えるほど
個別の数字と全体の傾向を分けて
確認する必要が出てくるためです。
物件別シートに月次データを入力し、
全体合計シートはSUM関数で自動集計、
前月比シートは数式で前月との差分を表示させれば、
毎月の入力だけで自動更新される仕組みになります。
関数の扱いに不安がある場合は、
まず物件別シートだけを手作業で作り、
慣れてから全体合計・前月比を
追加していく順番でも問題ありません。
ポイント3:
月次数字の記録が経営判断に活きる理由
月次で数字を記録し続けることは、
単なる作業ではなく経営判断の材料になります。
理由は、問題は突然起きるのではなく、
小さな兆候の積み重ねとして現れるからです。
記録がなければ、その兆候に
気づくタイミングが遅れてしまいます。
例えば修繕費率が数ヶ月連続で
上昇していれば、設備の老朽化のサインとして
早めに修繕計画を立てられます。
金融機関に追加融資を相談する際も、
月次データがあれば説得力のある
資料として提示できますし、
売却を検討するタイミングでも過去の
推移が交渉材料になります。
完璧な分析を目指すより、
まずは毎月同じ項目を記録し続けることを
優先してください。
継続すること自体が最大の価値になります。
不動産投資の数字管理に、
難しいツールを揃える必要はありません。
まずは今回紹介した4項目をExcelに
記録することから始めてみてください。
今月分から早速シートを作り、
来月との比較材料を用意しておきましょう。
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